西ブロック研修会

12月9日(日)、大正区コミュニティセンターにて西ブロック研修会が開催されました。

テーマは、「警察の指導(助言)から学ぶ、青少年指導員の活動の限界と役割」で大阪府大正警察署生活安全課の職員の方を招いて講演とDVD鑑賞、各区青指による指導ルーム活動のロールプレイを行われました。

 

講演では、今年の大阪府下の補導件数が7万4千件であること、主に深夜徘徊、喫煙、怠学が多いそうです。

私達の指導ルーム(夜間巡視)でもそうですが、講師の方も「愛の一声(声掛け)」が重要であるとお話しされていました。頭ごなしに指導するのではなく、ソフトに話かけることで子ども達に安心を与える環境を作るのがよいそうです。

また、危険と思われる場合は、立ち向かわず警察へすみやかに通報すること、行動する時は複数名で行くようにと注意事項もお話しされていました。

いじめ問題にも触れられ、親は子どもがいじめられているのを気付かなかったが、地域の方の連絡により、自分の子どもがいじめられていることがわかった。地域の方の連絡がなければ、どうなっていたか、ここにおられる青指の方を始め、地域ボランティア活動は重要な位置づけであるというお話しもされてました。

12月1日から施行されました「脱法ハーブ条例」にも触れられ、大阪府と府警で取り締まっていくそうです。

 

ロールプレイでは、各区青指がどのように子ども達に「声掛け」をされているか『コンビニ前で喫煙をしている少年への指導』というシュミレーションが行われ、大正区青指会長と副会長が不良役に扮し、本番さながらの風景で行われました。

どの区も挨拶、年齢確認、帰宅を促す、他のものに興味を向ける(ボランティアを勧める)など、日々どのように携わっているかがよくわかりました。

 

研修の締めくくりで、青少年の健全育成をする我々は、子ども達に大人としてどのように示しを付けるか、自転車は無灯火にしない、信号は無視しないなど、見ていないところでも見られているということを理解して活動してくださいとおっしゃって終了いたしました。

 

交流会では、沖縄琉球料理「うるま御殿」で盛大に行われ、沖縄民謡、エイサーなどが披露され、料理だけでなく、ステージも堪能させていただきました。

 

西ブロックの青指の皆さま、お世話になりました。

開催区の大正区青指の皆さま、お疲れ様でした。

ありがとうございました。

 

[2012.12.10]